ポメラニアンについて
ふわふわで柔らかな肌触りに加え、コロコロした体とつぶらな瞳で、思わず抱きしめたくなるポメラニアン。日本だけでなく世界的にも人気の犬種である好奇心旺盛なポメラニアンの魅力に迫ります。
目次
1、原産地
ドイツ
ドイツ北東部とポーランド北西部にまたがるバルト海南岸のポメラニアン地方に元となる犬種が多いことから、ポメラニアンと呼ばれるようになりました。
ポメラ二アンの祖先は北欧でソリを引くスピッツ族の「サモエド」であるとされ、その後イギリスで徐々に小型化され、現在のサイズのポメラニアンになったと言われます。特にヴィクトリア女王が愛好し熱心に繁殖させたことから、ドッグショーなどにも登場し人気を集めました。
2、性格や特徴
性格は陽気で活発、好奇心旺盛で頭も良いので飼い主には従順です。
元々が大型の犬種であった為か気の強い一面があり、大きな犬にも立ち向かって吠える傾向がみられます。警戒心が強いため、神経質な子は吠え癖がついてしまう事もあるようです。子犬の頃から社会性を身につけさせ、家族以外の人にも慣らせるように心がけましょう。
3、種類
様々な毛色が存在します。ブラウン、ブラック、レッド、オレンジ、ウルフ・セーブル、ホワイトなど、JKCでは13色認められています。また単色、複色などカラーバリエーションも豊富です。
4、体重
1.8kg〜4kg前後
5、寿命
12〜16歳
6、健康上の注意
活動的なため運動が大好きですが、骨が細く弱い傾向があるので、滑って転ばないように激しい運動は控えるようにしましょう。室内などで一緒に遊んだり、散歩をしたりすることがストレスの解消に繋がります。
食欲も旺盛であるため必要以上に食事をあげないようにし、肥満や虫歯の予防にも気を付けましょう。
7、なりやすい病気
- 肥満
- 膝蓋骨脱臼
- 流涙症
- 白内障、など
8、飼育について
動きも素早く活発なので、毎日運動が必要です。ストレスが溜まってしまうと、吠えたり、走り回ったりします。
寂しがり屋な面もあるので、お留守番は徐々に慣れさせるのが良いでしょう。
頭がよく、しつけは比較的簡単に覚えていきますが、自己主張の強い子にはしっかりと主従関係を教えるようにしましょう。自分より大きな犬種にも勇敢に立ち向かう性格なので番犬に向いていますが、ほっておくと無駄吠えのトラブルになります。
ふわふわとした被毛が毛玉になりやすいため、1日1回スリッカーブラシなどを用いてのブラッシングや、定期的なトリミングも欠かさないように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
仲間意識が強く、一緒に遊ぶことが大好きなポメラニアン。社交的で多頭飼いしやすいですが、激しい運動をさせると思わぬケガを招くこともあるので気をつけましょう。
喜びを全身で表す可愛らしさと、飼い主の言う事を理解することにも長けているので、家族になればその魅力に引き込まれてしまうことでしょう。
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ryuryupetkaigi
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