ラブラドール・レトリバーについて
ラブラドール・レトリバーは非常に賢く飼い主の言うことをよく聞き、攻撃性が少ないことから人気を集め、欧米をはじめ世界で最も飼育頭数が多い犬種です。優しく献身的な性格から家庭犬としても人気ですが、仕事も忠実にこなすため救助犬や盲導犬などとして世界で活躍しています。
目次
1、原産地
カナダ、ニューファンドランド・ラブラドール州のニューファンドランド島(イギリスの漁船でニューファンドランド島に渡ったのが祖先と言われ、その後イギリスに渡るため、イギリスを原産地と紹介する事もある。)
ラブラドール・レトリバーという名前は、出身地のラブラドール州と、retrieve(レトリーブ)、「(獲物を)回収する、取り戻す」といった狩猟犬であることに由来しています。
2、性格や特徴
ラブラドール・レトリバーの成犬は非常に温和で、従順な性格です。
また、とても賢くてしつけやトレーニングなども良くこなし、警察犬や盲導犬としても活躍しています。特に人間が好きでよくなつくのが特徴と言えます。
子犬の時期は家具の足をかじったり、走り回ったり、気に入った物を噛んで離さなかったりなどと手を焼きますが、これは好奇心が旺盛なためで、きちんと訓練をすればこれらの行動もおさまります。
3、種類
全身に短い毛が密生し、色はイエロー、ブラック、チョコレート、レバーの基本単色 。胸に白い小さな班があるのもいます。
4、体重
25kg~35kg
5、寿命
10〜13歳前後
6、健康上の注意点
他の犬種と比べて食欲旺盛で肥満になりやすい体質なので、過食には気をつけてきちんと食事の管理と十分な運動をさせるようにしましょう。
たれ耳で耳の中の通気が悪いので、1週間に一度は綿棒やティッシュなどで優しく拭き取りましょう。
7、なりやすい病気
- 尿道結石
- 股関節形成不全
- 外耳炎
- 糖尿病
- 悪性腫瘍、など
8、飼育について
ラブラドール・レトリバーは運動が大好きなので、朝夕など毎日30〜60分の2回くらいの散歩をするとストレスも溜まりにくくなります。ボールやフリスビーなど喜んで遊びます。水も好きで泳ぎも得意な犬種なので、機会があれば水辺などでも遊んであげましょう。雨の日の散歩を喜ぶ子も多いようです。
大型犬ならではの散歩中に引っ張る行為を小さい頃からしっかりとトレーニングで防止しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ラブラドールは愛情に溢れ、子供や他の犬も大好きな友好的な犬種で、さらに献身的な一面もあるので、その魅力の虜になる方が多いのも頷けます。
幼犬のころはやんちゃでイタズラ好きですが、決して悪気はなく戯れているだけなので、社交性を育みながらしつけを行いましょう。2歳~3歳という時期を過ぎると持ち前の賢さで飼い主の言うことを良く聞きますので、根気よくベストパートナーとなれるよう、愛情を持って言い聞かせてあげてください。
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