ドーベルマンについて
スレンダーでシャープな容姿から、犬のサラブレッドとも呼ばれているドーベルマンは、軍用犬や警察犬、麻薬探知犬として活躍する姿が思い浮かびますよね。ちょっぴり獰猛なイメージもありますが、身近なペットとして飼う場合、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?性格やしつけの仕方など、今回はあまり知られていない側面にもスポットライトを当ててご紹介したいと思います!
目次
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1、原産地
ドイツ
2、性格や特徴
直線的なマズル(口先)が特徴的なくさび形の頭部と、滑らかな被毛に覆われた筋肉質でたくましい体を持つドーベルマンは、警察犬、軍用犬として品種改良された犬種のため、非常に優秀な頭脳を持ち、厳しい訓練にも耐える忍耐力を持っています。
飼い主に対してとても従順で、強い忠誠心がありますが、外部の人間や犬に対しては、警戒心や縄張り意識から攻撃的になりやすい側面も併せ持っています。
番犬としては最適ですが、飼育には適切なコミュニケーションや、きちんとした訓練、十分な運動をおこなえる環境が必要となるため、しつけや飼育方法について知識、技術のある経験者に向いている犬種になります。
利口で警戒心が強いドーベルマンが、飼い主に対して、警戒心を解いた時にみせる人懐こくて甘えん坊な一面に、ほかの犬種では感じることのできないたまらない魅力があります。
大型のヨーロピアンタイプと小ぶりなアメリカンタイプの2種があり、アメリカンタイプは、ショードッグや家庭犬として品種改良されているので、比較すると人懐こく育てやすいと言えそうです。
3、種類
ブラック、ブラウン
4、体重
オス 40~45kg
メス 32~35kg
5、寿命
11歳前後
6、健康上の注意
寿命が長いとは言えない犬種です。心疾患を抱えている犬も多いので、7歳を過ぎたら、定期的に検診や健康診断を受けておくことが大切です。
7、なりやすい病気
- フォン・ヴィルブラント病
- 胃捻転
- 股関節形成不全、など
8、飼育について
活発な犬種なので、運動量はしっかりと確保してください。散歩は朝夕の1日2回、1時間程度は必要です。さらに、週末はドッグランなどで自由に走らせる時間も作りましょう。ドッグスポーツもオススメです。
しつけのポイントとしては、第一に主従関係を徹底することです。訓練性の高い犬種なので、主従関係が構築されれば、しつけをどんどん覚えます。
愛犬が暴走しないために感情を抑える「まて」の徹底は必須です。唸り声をあげたり、咬んだおもちゃを離さないなど注意が必要な場面では、しっかりと目を見ながら声を低くして叱り、時には体を抑え込んだり、マズルを押さえるなど強固な態度で対応しましょう。それでも言うことを聞かない時には、早目に専門家の指導を受けることも大切です。
被毛の手入れは運動後にブラッシングをしてあげましょう。汚れが気になるときには、硬く絞ったタオルで体を拭いてあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
きちんと飼い慣らすには、毅然とした態度で主従関係を構築し、しつけと訓練、日々の運動が欠かせませんが、それらをクリアすれば、これほど頼もしいパートナーはいないのではないでしょうか。毅然としたドーベルマンが飼い主に甘える様子に、心を鷲掴みにされる方も多いようです。
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ryuryupetkaigi
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