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もちゃがくれた10日間のしあわせ

2016-06-19
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都内のペットショップで忘れられない可愛い子に出会い、翌日も顔を見に行き、家族としてお迎えすることになりました。まだ小さなスコティッシュフォールドです。

 

 

どんなに眠くても、帰宅すると必ずお出迎えしてくれる所が本当に愛おしく、帰宅が楽しみに。人間とか猫とか関係なく、初めてできた子供というような感じで、可愛くて仕方がなかったです。

おうちに来て2日目で、ごはんが食べられなくなり、目ヤニや鼻水が止まらない状態になり、10日間のうち4回病院に連れて行きました。

その後、10日目の3ヶ月でもちゃは亡くなりました。

 

 

体を横にして、苦しそうにお腹が大きく上下し、呼吸するのもやっと…という状態で、顔は目ヤニと鼻水で汚れ、それを綺麗にしてあげることくらいしかできませんでした。

 

 

最後にはスポイトであげるミルクも嫌がり、薬も吐いてしまい、何をしてあげても苦しそうで・・・。

そんな状態でも、もちゃは傍にいようとしてくれていて、自分の無力感がどうしようもないくらい切なく、申し訳なく感じました。

 

 

最期のその日、タイミングが悪いことに最寄りの動物病院が定休日でした。ペット保険に問い合わせをし、いちばん近く、早く診てもらえるところにタクシーで駆けつけました。本当にいなくなってしまう、ということを肌で感じ、急いで向かいました。

しかし、キャリーバッグが怖かったのか、あるいは迫ってくる死を感じて怖かったのか、どこにそんな力があるのかというくらい、バッグの中で暴れまわりました。

そして、タクシーに乗った瞬間に静かになり、私は血の気が下がり、嫌な汗と動悸がしました。そっと触れましたが、”固い”のです。柔らかく、あたたかだったもちゃの体が。泣きながら病院に着きましたが、やはり間に合いませんでした。

 

 

それからしばらくはどう生活していたか、どう感情をコントロールしていたか本当に分からないくらい悲しみでいっぱいでした。何しても思い出し、ケージや、気に入ってくれた毛布を見るとどうしようもなく胸が痛く涙が溢れました。

亡くなった翌日にペット葬をお願しました。姿を見ているのが辛い、というよりも、綺麗な姿のうちに、という想いが強かったです。

 

私がいまでも思い出せるのが、最後にお世話になった獣医さんのお言葉です。

「動物といっしょに生きるっていうことは本当にしあわせなことだと思います。今は辛くてどうしようもなくとも、諦めないで。」

 

「今すぐに、とはいかずとも、また新しい子を迎えてください。それがいちばんの乗り越え方です」

 

辛かったですが、たくさんの動物たちとの出会いと別れを経験なさっている獣医さんたちのお言葉には、気持ちと重みがありました。なので、状況を受け入れられないながらも、すっと胸に入ってきたのを覚えいています。

 

正直、もう二度とこんな思いはしたくないと強く思いました。

でも、それ以上に、もちゃのことが可愛くて仕方なくて・・・。今度こそ、縁がある子を大切にしてあげたいとも思いました。まさに、胸にぽっかり穴が空いた、という感じで、新しい子をお迎えする以上にないんだと思い知らされました。

 

 

しかし、もちゃ以上に好きになれなかったらどうしよう、可愛いと思えなかったらどうしようという不安もとてもありました。

先天性の病気だったのか、環境の変化でストレスからか、原因もわからない中、獣医さんも精いっぱいのことをしてくれました。

 

 

もちゃを失ってから、

  • ペットショップからうちにお迎えするとき、もっとストレスのないやり方があったのではないか、
  • もっとおうちにいてあげたらよかったのではないか、
  • ケージの環境が良くなかったのではないか、
  • 亡くなってしまうとき、もっと静かに看取ってあげたらよかったのではないか、
  • 本当に色々思い、自分を責めることしかできませんでした。

その、約1か月後、ペットショップの保証として(自責でない2週間以内の病死は代猫をもらいうけることができる)今の子をお迎えしました。

 

もちゃのおかげで、体調管理には気を付けることができています。
”本当に危ない”のか、ただの風邪か、なんとなく肌感覚でわかるようになりましたし、元気で生きてくれているだけで本当に幸せなので、どんないたずらされても、困ったことをされても、感情で怒ったりせず、しつけができます。(周囲から見れば甘すぎらしいのですが…)

 

もちゃのことは忘れずに、今の子も最愛の我が子として大切な存在になったので、

 

今は2匹をお迎えできて良かったなとつくづく思っております。

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